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お知らせ・活動レポート

下越地区吹奏楽連盟ワークショップ

2017年02月22日 更新

2月22日(水)、新潟市江南区文化会館にて「下越地区吹奏楽連盟ワークショップ」を行いました。小学校・中学校・高等学校教諭の方々をはじめとして、一般の吹奏楽団からも指導者の方にご参加いただきました。

吹奏楽を通じて実現したい集団・人づくりについて、また各吹奏楽部(学団)の抱える運営上の課題や可能性を共有し、それぞれの活動をより発展させていくことが目的です。

導入ワークでGood&Newを行ったあと、「吹奏楽を通じてどんな集団(チーム)、もしくは人を育てていきたいですか?」という問いをテーマに、アンケートゲームを行いました。

「相手の心を思いやるあたたかい集団」といった、「人(集団)の心を育てたい」というご意見や、「みんなでひとつのものをつくり上げる素晴らしさ」など「1つになれる集団を目指す」というお話まで、参加者の皆さんがもつ指導者としてのビジョンを共有し合いました。

後半はえんたくんを使いながら、「クラブ活動、部活動、楽団の運営において、いま、このメンバーと話したいこと、共有したいこと」をテーマに、マグネットテーブル方式でグループをつくっていただきました。「(子どもたちの)練習に対する温度差をどうする?」「学校を卒業しても吹奏楽を続けてもらうには?」などの具体的な問いが生まれ、どのグループでも解決策を考えるための議論が盛んに行われていました。

最後に、各グループでの話をプレゼンしあい、今日の気づきと明日からの一歩を1枚の紙にまとめ、ワークショップは幕を閉じました。

 

日々、真剣に現場に接している参加者の皆さんからの熱意が伝わる場でした。「皆さん同じような悩みを抱えていて、ほっとした。共有できてよかった」「Good&Newなどは現場ですぐやってみたい」との声も聞かれました。

吹奏楽を通じて人や集団を考える、有意義な場に携われたことを嬉しく思います。