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お知らせ・活動レポート

小学生・中学生の保護者の子育ての困り感を明らかに!『子育て悩み白書2023』を発行しました!

2023年04月18日 更新

新潟市の小学生・中学生の保護者1,863名の保護者の皆様にアンケート調査を行い「子育て悩み白書2023」として、子育ての実態を明らかにしました!

●調査のきっかけ

コロナ禍になり、子どもを取り巻く環境がさらに変化しています。
その中で、子どもに加え、保護者同士の関わりが減り、悩みを気軽に相談できず孤立している保護者が増えているという現状を知りました。

 

そこで、保護者のみなさんと学び会う機会や気軽に相談できる関係性づくりができないかと、みらいずworksではオンラインでの勉強会・対話会オンライン子育て学びカフェ「子どもの力を引き出すコミュニケーション」を実施しました。

▶︎活動の様子はこちらから!

https://www.facebook.com/miraisworks/posts/pfbid04XnebPsAAZxfj17xscRJGfx24D19d42e9drMCcHK2z9UxhuYRT4TZsDAehj7VSpRl

 

オンライン子育て学びカフェでの対話を通じて、保護者だけでは解決できない悩みや困り感に対する生の声をたくさん見聞きしました。
そこで、多くの保護者のみなさんはどのような悩みや課題を抱えているのかを明らかにし、課題への手の打ちどころを見つけるべくアンケートを実施。新潟市内小学校・中学校にご協力いただき、1,863名の保護者のみなさんにアンケートをお答えいただきました!

 

「子育て悩み白書2023」では、その一部をご紹介しています。
アンケートの内容や実際に寄せられた生の声について、冊子の一部を少しだけご紹介します!

●子育ての悩みの現状

・子育てについてどの程度悩みや不安があるか聞いたところ、「非常に悩みがある」は10%、「多少悩みや不安がある」は53%となりました。10人に6人の方が子育てに悩んでいる現状が明らかになりました。

・悩みや不安の内容のうち「子どものSNSやゲームの使い方・遊びに関すること」に対して、「とても悩んでいる」は18.4%、「悩んでいる」は37.5%となりました。2人に1人が子どものSNSやゲームの使い方で悩んでいます。

・悩みや不安をどのように解決しているか聞いたところ、「テレビやネット、SNSの育児情報を参考にする」と回答したのは、1,863名の保護者のうち564名でした。およそ3人に1人が気軽に入手できる育児情報を参考にしています

 

子育てについてサポートしてほしいこと・期待することに対する生の声

・気軽に相談できる場所をつくってほしい(メールやLINEなどSNS対応も)

・孤独な子育てをしている保護者のために、安心できる場をつくってほしい

・子育てに理解のある職場が増えるといい

・保護者同士がつながる場があるといい

・子どもが友人関係のことで悩んでいるが、親としてどうアドバイスすればよいか困っている

 

 

本冊子が、保護者自身が自分の子育てを改めて立ち止まって考える機会、学校やPTA、行政、地域団体等の今後の家庭教育支援活動を見つめ直す一助になることを願っています。

ぜひ多くの皆さんに現状を知っていただき、今後の活動にご活用いただきたいと思い、新潟県内小学校・中学校に配布いたしました!
ぜひ今後の教育活動に役立てていただけますと幸いです。

そして、みらいずworksとしては、今回いただいた保護者のみなさまからの貴重な声をもとに、子育てに関する情報を得る手段を増やすための「対話の場」をつくっていこうと考えています。「子育て悩み白書2023」は購入いただくことも可能ですので、ぜひご検討ください。

 

アンケート調査概要

調査目的:社会や教育の現状が変化している中、保護者の困り感や課題、親子の関係性に対するニーズを明らかにする。

調査対象:新潟市の小学生・中学生の保護者(新潟市内の公立小学校16校・中学校15校  各学年1クラス)

調査方法:Googleフォームを用いたアンケート調査

回答数:小学校 958名 中学校905名

調査期間:

小学校 令和4年1月13日(月) 〜 令和4年1月27日(金)

中学校 令和4年1月13日(月) 〜 令和4年1月18日(火)

 

「子育て悩み白書2023」概要

仕様 :8ページ A4カラー

金額 :1冊 300円(税込)

ご注文はみらいずworksオンラインストアから!

 

※この冊子は新潟ろうきん福祉財団の「NPO等活動団体助成事業」より助成をいただき、作成しております。