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お知らせ・活動レポート

【活動レポート】佐渡市にてキャリアパスポート研修を行いました!〜18歳の君へのギフト〜

2022年05月06日 更新

2021年10月28日、佐渡市でキャリアパスポートの研修講師をしてきました!
キャリアパスポートとは、子どもたちが、変容や成長を自己評価するポートフォリオ(記録)のこと。
2020年度から全国全ての子どもたちが、小学校1年生から高校3年生の12年間ずっと持ち続けるものです。

キャリアパスポート研修①

先生方に、改めて、キャリアパスポートの意義を考えてほしかったからです。

キャリアパスポートの目的は、自らの学習状況やキャリア形成を見通したり、振り返ったりして、自己評価を行うこと。それにより、主体的に学びに向かう力を育み、自己実現につなぐことです。

私は、2018年度に「キャリア・パスポート」導入に向けた調査研究協力者会議の委員をさせていただきました。

その後、コロナウィルス感染に係ることがあり、なし崩し的にスタートした印象のキャリアパスポート。
実際、先生方からは、現場で考える余裕もないままに、とりあえず書かせるというのが精一杯という声が聞こえてきました。

小中連携によるキャリア教育のさらなるアイデアや取り組みについても検討してもらいました。
「フリーページや絵・写真を描けるスペースを入れたらどうか」
「友達からコメントをもらって、認め合うようにする」

それぞれの学校でいろいろな工夫がなされていて、情報共有だけでも自分たちの取り組みを改善する視点を得たようでした。

キャリアパスポート研修②

「モデルフォーマットをそのまま使うのではなく、子どもたちの様子に合わせて内容を検討したい」
など前向きな感想が先生から聞かれました。

先生方の納得感やキャリアパスポートの意義の理解が重要だと思い、
引き続き他の市町村や学校等でも啓発していこうと考えております。

【代表理事 小見まいこ】