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お知らせ・活動レポート

わくわくゼミ「みらいずworks学生スタッフと学ぼう!~はじめてのファシリテーション~」

2017年03月13日 更新

こんにちは!みらいずworksインターン生の上山晃平です。
3/4(土)に、クロスパルにいがたにて、わくわくゼミ「みらいずworks学生スタッフと学ぼう!~はじめてのファシリテーション~」を開催しました!

 
僭越ながら、私がスピーカーを担当いたしました。
2016年1月~2017年の2月までの、およそ1年間の活動についてのご報告とともに、インターン中に学んだ「ファシリテーション」を体験しながら学ぶミニワークショップを行いました。

まずは自己紹介とともに「あなたが今までにした、一番のチャレンジは?」というテーマで話し合っていただきました。
自分にとってもみらいずworksのインターン活動は、「一歩踏み出すチャレンジ」でした。
そんな挑戦で始まったスタートを思い出しながら、アイスブレイクを考えてみました!

前半はこれまでの1年を振り返り、主に「みらいずトーク」と「にいがた教育フューチャーセンター(みらせん)」についてお話しました。
そうした様々な事業の企画・運営に関わる上では、幾度となく悩み、ときに周りの方々にご迷惑をお掛けしたこともありました。
限られた時間の中で、みらいずworksの仕事に時間を割けていなかった自分に「いろいろ抱え過ぎだから、一度手放してみなよ。その中から、本当に自分がやるべきことを選ぶんだよ」と言葉をかけてくださったのも、みらいずworksのスタッフの方でした。
そこで生活習慣や時間配分を見直し、「つけたい力や、必要なことにしっかり時間を割き、続けていくこと」ができるようになりました。
昔から何をしても続かない自分が、大きく変われたのはこの点だと思います。
活動のご報告とともに、そんなインターン活動の裏側もお話させていただきました!

報告のあと感想共有や質問タイムを経て、参加者の皆さんとファシリテーションを学ぶ「学生スタッフと学ぼう!ミニワークショップ」を行いました。

「大学生活の中で(今後3年間)で、自分の成長のためにチャレンジしてみたいこと、達成したいこと」をテーマに、インタビューワークをしながらお互いの思いを話し合います。
自分のことを他の人に興味を持って聴いてもらえる喜びや、お互いの共通点が見えたときの感動など、他者と安心して関われる場を体験していただきました。
その後、チャレンジに向かって行動を起こすためのきっかけになるよう、1人ひとりのチャレンジに対してお互いに応援メッセージを送りあいました。

最後は少し体系を変え、「人がいきいきとチャレンジしあえる場や環境を、どのようにしてつくるか?」というテーマで、皆様と話し合いました。
インタビューワーク中の話し合いをヒントに、「自分に興味を持ってくれたという喜びがあった」「相槌や、笑いかけてくれる仕草から、ちゃんと聴いてくれている実感があった」というご意見もありました。
インタビューワークで、ファシリテーションスキルを使った「安心して意見を言い合える場」を体験していただいたうえで、普段の話し合いや会議の場と比べてどのような点がよかったか、再度実感して頂けたように思います。

最後に、インターンを終えての感想を発表しました。
思えば、インターンしようと思ったきっかけは「教員になる前に、大学生としてより教育現場に赴きたい」という気持ちがあったからでした。
その思いが叶っただけでなく、本当にたくさんの方たちと関わり、学び、人間的にも成長できた、大変に充実した1年でした。
自分が目指す教師像も、単純に「慕われる教師」ではなく、「子どもが『自分で』学べたと実感できるように努める先生」へと大きく変わりました。
この1年間にファシリテーションを学んできたからこそ、子どもたちが自ら学びとる姿勢を身につけられるような教師になりたいと思います。
来年度もインターン生は募集しておりますので、私と同じく教員を志す方にも、ぜひ興味をもっていただければ幸いです。

最後になりますが、ご参加くださった皆様、これまでインターン中に関わって下さったすべての方々にも、重ねて御礼申し上げます。
本当に1年間、ありがとうございました。
インターン生としての活動は終わりますが、また活動に参加させて頂く機会もあるかと存じます。
今後とも宜しくお願い致します。