未来にふみ出す学びを 子どもたちへ

お知らせ・活動レポート

【みらいzoom38】10周年イベントを終えて② 問題意識とビジョン編

2021年10月28日 更新

10周年イベントを終えて第二弾。

 

みらいずworksの問題意識とこれからの方向性についてです。

 

みらいずworksはたくさんの方々とともに、

今までの10年間子どもの学び、大人の学びづくりを通して、豊かな教育環境構築に取り組んできました。

みらいずworksの目指す方向性は?存在目的は?

今スタッフが抱えている問題や課題は?

 

正解はないけれど、常に問い続けることが大切だと考えています。

 

10周年を迎えるにあたり、スタッフ間で数えきれない程の対話を重ねました。

 

ティール組織を学ぶ過程で、

自然でのダイアログをしながら、

そこでみんなで考えた、みらいずworksの存在目的について紹介します。

 

<みらいずworksは、社会をつくる人が育つ 豊かな教育環境づくりをします>

やわらかな風にのって、タネが根付き、花開くことをイメージして、

みんなで考えました。

 

*太陽のように、あたたかく未来を照らす

…学びのビジョンを示し、関わった人たちの背中をそっと押す

 

*風のように、わくわくする機会をつくる

…立ち止まって考えたり、新たな人・自分との出会いで期待感や希望を生み出す

 

*土壌を耕すように、関係性や協働を育む

…学びの基盤となる開かれた、安心や挑戦が生まれる関係をつむぐ

 

存在目的を共有して、問い続けながら、

以下のような方針で3年間、取り組んでいく予定です。

 

とくに、今までは学校支援を主軸にしてきましたが、

これからの3年間は、社会教育や家庭教育における学びの支援に力を入れていきます。

理由は、高校の授業で探究学習の支援をした際に、探究以前の好奇心や思考力などのベースを育てる重要性を痛感したからです。

 

つまり、小・中・高校での学びの積み重ねが大切ということ。

 

しかし、学校任せではなく、社会教育や家庭教育の領域でも、学びのベースとなる力の育成にアプローチできたら良いなと考えました。

家庭や課外活動において、「自主学習ノート(自学)」や「自由研究」が楽しくてしょうがない、この活動面白そうだから参加したい、と意欲的に学んだり、挑戦したりする、そんな子どもたちの姿をつくりたいと考えています。

 

そこで、2022年度から探究塾をみらいずworksの総力をあげて、開塾することに。

まずは小学生が対象です。

 

塾の名前は、「探究schoolつくつく」。

詳細はこちらから 

 

20種類以上の仕事を体験しながら、クイズ、ゲーム、ロールプレイ、創作活動などを通して、色々なことに好奇心を持って、やってみたい!考えてみたい!もっと学びたい!という子どもたちを育みます。

 

新潟のリアルな大人たちも学習材です。

その職業に就いている方など素敵な大人たちと出会い、新潟という地域で一緒にプロジェクトをやったり、アドバイスをもらったりしながら、リアルな探究活動に結びつけていく予定です。ぜひご期待ください♪

 

 

これからもみらいずworksは、

 

常に自分たちの存在目的を問い、

今の時代の変化を察知し、子どもたちや関わる大人たちの声を聞きながら、

必要なアプローチを模索していきます!

 

 

参加者のみなさんから、みらいずworksに期待することとして寄せられた

メッセージの一部を紹介します。

 

・みらいずworksの皆さんの頑張りもあって、新潟はいま教育において一歩も二歩も進んでいるなぁと思います。この調子で、ぜひ日本全体の教育が世界をリードするような未来を実現していってほしいなぁと思いますし、微力ながらそのお手伝いができれば嬉しいです。

・探究学習をもっともっと広めて全ての子どもたちの当たり前になったらいいなと思います。

・小学生向けの探究塾がスタートするということで、10年を迎えてなお新しいチャレンジを続けるみらいずworksに、最大限のエールを贈ります!

・このつながり、ご縁を土壌に、次の10年も日本の学びの生態系をつくりましょう。

・TO BEを大切に、みらいを創る仲間であり続けていただきたいです。

 

 

みなさま、引き続きよろしくお願いいたします!