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【活動レポート】探究学習の先進地、岡山県へ!

2020年06月25日 更新

<2019.10/24>
探究学習の先進地、岡山県に再びお邪魔してきました!岡山大学にて、1日目は小中高大学の教員や教育関係者が対象で概念的に。2日目は教育学専攻の大学院生が中心で実践的に進めました。
 
1日目は、深い学びを促すファシリテーションがテーマ。なぜファシリテーションが深い学びを促すのか、演習しながら実感してもらいました。また、みなさんで疑問を出し合いながら、深い学びとは何かなど本質的な問いをファシリしながら探究してもらいました。生徒の探究学習に使えるよ!教育研修で早速取り入れます、などの声が飛び交っていました。
 
 
2日目は、ファシリテーションで理想の話し合いを実現するをテーマに設定。理想の話し合いの要件を出して、それをもとに評価軸を作成してもらいました。来年から教員になる学生も多く、自分がファシリテーターとして深い学びを導く際の視点を得てほしいと思い、評価軸をもとに実際にファシリテーションを企画する作戦会議。目的やテーマ、流れや役割分担をしてもらいました。今日の夜のゼミでそれを各班ファシリテートする予定です。どうなるんだろうとドキドキ。
 
 
二日目は、大学院生の半分が、中国の留学生。日本人だからの当たり前を疑ったり、国を超えて大切なことを考えたりする機会になったようです。「目の前の人たちが深い話し合いができるように、今何が必要か意識していきたいです」「文化の違いがあるときは、とくに安心安全の場づくりが必要」「評価軸づくりは、来年教員になったら生徒と取り組んでみたい」などの感想がありました。
 
   
 
同じ大学でのファシリテーション研修でしたが、対象やテーマが異なり、全く違う学びや発見のあった二日間。これは教員養成課程の授業でできたら面白いぞーと野望?!も生まれました。
 
 
小見 まいこ