【活動レポート】糸魚川市キャリア教育フォーラムへ、コーディネータを担当させていただきました!
2020年06月17日 更新
2019年7月27日、糸魚川市のキャリア教育フォーラムにおいて、パネルディスカッション「住みよく明るい糸魚川を 未来へ」のコーディネーターを担当してきました。
今回は、中学生、高校生も登壇。若者目線も交えながら「糸魚川でどんな人づくりや地域づくりが必要か」「10年後の糸魚川を見据えて今から何かするか?」というテーマでディスカッションしました。
中高生からは「新しい発想を受け入れ、チャレンジできる地域にしたい」「まずは自分自身が糸魚川の魅力を知り、それをSNSなどで発信し、糸魚川の知名度をアップさせたい」「地元の価値を生かした働きがい、やりがいのある雇用を生み出すことが必要」「IoTなどを活用して災害に強い地域づくりができないか」など、若者ならではの発想で意見が出されました。
それを受け、五十嵐昌樹さんを始めとする大人からは「大人がもっと妄想して、ワクワクすることが必要。膝を突き合わせて、話し合っていきたい」「若者のやりたいことを後押しできる大人でありたい」「みんなが心地よく頑張れるプラットフォームを作りたい」などの意見が飛び交いました。

コメンテーターは文部科学省の木村直人課長。「これからは地方でも東京と同様のツールを取り入れることができる。それらを使って、糸魚川だからこそできることは何か?を大人も子どもも一緒になって対話し、それを発信していくことが必要。知恵を出し合えば、正解はなくても最善の解を見出すことができる。そういう関わりの中から子どもたちは「自分軸」を見出していく。やりたいことを応援してくれるまち、実現できるまちに糸魚川がなることを期待している」と言った総括をいただきました。

中高生が自信を持って、自分の言葉で糸魚川のことを語っていたことが印象的でした。地域と学校が一体となって、こういう子どもたちを育てていきたいという目指す姿を分かち合うことができた機会になったと思います。
糸魚川市は、久保田郁夫企画幹がリーダーとなり地域との協働による高等学校教育改革のアソシエイト採択を受けたこともあり、地域をベースとしたキャリア教育や探究学習をさらに推進していかれるとのこと。これからの取り組みも応援していきたいです!

【小見 まいこ】