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【活動レポート】みらいずカレッジ2019「マーケティング理論を取り入れた『地域資源を活かした提案の方法』」

2019年11月19日 更新

みなさん、こんにちは。
みらいずworksインターン生の齋藤茉子(新潟大学4年)です。

11月17日(日)に、新潟経営大学にてみらいずカレッジ第6回を開催いたしました。

今回は新潟経営大学経営情報学部経営情報学科の伊部泰弘先生をお招きして、「マーケティング理論を取り入れた『地域資源を活かした提案の方法』」について学びました。

はじめにグループごとに4マス自己紹介と「地域資源を活かした生徒(学生)の提案づくり」というテーマで問いづくりワークを行いました。「そもそも地域資源って何だろう?」や「提案することのゴールは何なのか?」など、様々な問いが出て皆さんの学びへの意識が感じられました。

 

以下、講義の概要です。

 

1.マーケティングの基礎理論

まずはマーケティングの基礎的な部分を講義形式でお話していただきました。

 

マーケティングとは①市場創造、②売れる仕組み・仕掛けづくりであり、顧客に対して“売ってやろう”“買ってやろう”ではなく“自発的”にそうさせたいと思わせることがマーケティングには必要。そのために、消費者の必要性=ニーズと、特定のものを欲する欲求や欲望=ウォンツを認識することが重要です。

 

マーケティングの戦略手法として「SWOT分析」があります。(これは午後から実践ワークを行いました。)

S…Strength(強み)

  W…Weakness(弱み)

  O…Opportunity(機会)

  T…Threat(脅威)

この4つを使い事業領域を設定し、誰に何をどのように提供していくのか決定していきます。その他にも、STP(セグメンテーション、ターゲッティング、ポジショニング)や4P理論(Puroduct,Price,Promotion,Place)の理論について学びました。

 

2.マーケティングの今日的課題とその解決策

五感活用のマーケティングを、伊右衛門を例にして学びました。五感活用のマーケティングとは、マーケティングを実践するにあたり消費者の五感に注目して、それに働きかけを行うマーケティング活動のことです。

 

伊右衛門を例にしてみると、伊右衛門には3つのブランドの特徴がありそれぞれに五感が活用されています。

 

  ①CMによるストーリー性

   情景とサウンドトラックを活用(視覚・聴覚)

  ②本物志向

   茶葉・製法・水へのこだわり(味覚・嗅覚)

  ③ペットボトルの演出

   形状へのこだわり(触覚)

 

このように五感全てを活用しブランド形成がされているそうです。

 

 

3.経営学実地研究におけるケース・スタディ

 

ここでは、伊部先生が大学で行っている課題解決型学習について事例を紹介していただきました。三条鶴亀社、田中刺繍、下条川ダムの3ケースについてどのように学生と教員が課題解決に取り組んだのかをお聞きしました。

 

 

4.SWOT分析を用いて地域資源を活用した商品提案

 

ここではマーケティングの手法である「SWOT分析」を実際に使ってワークを行いました。ワークのテーマは「○○地域にちなんだ新商品を考えよう!」で、グループごとに地域を決めて取り組みました。

一例を紹介します。佐渡地域をテーマにしたグループは、強みとしてトキ・太鼓・金銀山・海鮮などの観光資源、弱みとして離島・交通の便が悪いこと、機会として都会にない豊かな暮らし・リトリート、脅威として少子高齢化・過疎・若者離れなどをあげていました。それらを掛け合わせて、佐渡子どもガイドや年間で佐渡に来てもらえるようなプログラムの提案をしていました。

実践してみることで、新たな地域の強み・弱みなどに気づきがあったようです。

最後に、どのように探究や現場に活かしていくのか
振り返りとグループダイアログを行いました。

<アンケートの感想(一部)>

・理論と実践のバランスが良く、内容理解が深まりました。
  SWOT分析など生徒レベルに落とし込んで活用したいと思います。

・”五感を活用する”ということは、教育現場にも活かせるところが大きいと感じた。
 来年度のカリキュラムの土台がつくれそうです。

伊部先生、参加していただいた皆様ありがとうございました。

次回のカレッジは12月14日に行います。今年度最後の講座となりますので、お時間がある方は是非ご参加ください!!

 

【みらいずworksインターン生 齋藤茉子】