未来にふみ出す学びを 子どもたちへ

お知らせ・活動レポート

【活動レポート】片貝中学校ファシリテーション授業

2019年05月30日 更新

5月9日、小千谷市立片貝中学校3年生のファシリテーション授業のお手伝いをさせていただきました。この学年は昨年度もファシリテーション授業で2度お世話になっており、先生方も全校体制でファシリテーション授業に力を入れている学校です。今回は、先生から「話し合いが深まり、みんなが納得する意見にまとまるために必要な力をつけさせたい」という要望をいただき、ファシリテーション中級編の授業を行いました。

今回の授業の目玉は主に2つ。
ひとつは、体験ワーク「価値ランキング」です。


「より良い人間関係を築くために必要だと思うこと」をテーマにまず、6つの選択肢の中から自分なりの順位を付けます。その後、それをもとにチームとしての順位を再度つけていくというワークです。それぞれの順位の背景にあるものを探りながら生徒たちは最適解を探っていました。

もう一つの目玉は「ファシリテーショングラフィック」です。
生徒たちの話し合いが深まらない要因に、構造化・可視化できていない部分があるということがあると考えました。そこで、構造的に描くということを今回練習しました。


ファシリテーショングラフィックのレクチャーを行い、次にファシリテーショングラフィックと話し合いの深め方の参考に、先生と共に話し合いのデモンストレーションを行いました。


その後、生徒たちのファシリテーション演習。

学校全体でファシリテーションを推進している学校だからこそ、ここまで深いことができるんだなと改めて感じました。片貝中学校では年間を通して関わらせていただく予定となっているので、これからどこまで生徒たちの成長を見ることができるのかとても楽しみです。

【河合】