【活動レポート】新潟経営大学 探究サポートスキル授業
2019年05月24日 更新
新潟東高校の「総合的な探究の時間」を核として高校改革を推進するために、
新潟東高校と新潟経営大学が包括連携を結びました。
みらいずworksは、新潟東高校の総合的な探究の時間の企画にも携わっていることから、
2者の橋渡し役として関わることに。
そんなご縁から、今年の4月より小見が新潟経営大学の特別客員准教授に、
角野が地域活性化研究所客員研究員となりました!
早速、東高校の探究学習の授業をサポートする大学生の事前学習やファシリテーションなどのスキルアップ授業を4コマ担当してきました。(4/26&5/10)
探究学習をサポートするには、以下の力が必要!ということで、
これらの力が身につき、かつ、
高校生が体験するワークもやってみてイメージをわかせるプログラムにしました。
*問いを創る力
*ファシリテーション力
*インタビューし、編集する力
*表現する力
1回目の目的は、探究学習を理解することと、
問いを創る力とファシリテーション力を高めることです。
<1回目>
◎問いづくりワーク
…問いを作る練習をしたのち、「総合的な探究の時間」をテーマに問いづくり
◎ミニレクチャー「探究学習とは?」
◎ファシリテーションスキル演習(3人インタビュー)
◎グループ対話の練習(ファシリテーションのポイント)
◎グループ対話
◎発表
◎自己評価と振り返り
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2回目の目的は、インタビューし編集する力と表現する力を高めること。
東高校でもやる動画作りに向けたイメージの共有をしたり、
本番目前ということで、高校生の探究をサポートする上で心がけたいこと、大切にしたいことについて対話をしました。
<2回目>
◎取材のポイントレクチャー
◎マーケティングゲーム
…テーマ「どんな大学生活を送りたいか?」をテーマに複数取材したのちに、情報集約
◎コンセプトと絵コンテシートづくり
…ミッション「経営大学の魅力を発信する動画のコンセプトと絵コンテシートを作る」
◎グループ対話
…「高校生の探究をサポートする上で心がけたいこと、大切にしたいこと」
◎発表
社会人学生や高校時代に岩手でファシリテーションを学んだり、
地域でプロジェクト学習をしたという大学生が引っ張ってくれて、
とても頼もしいです。
大学生にとっても、高校生の探究をサポートすることは、
自分をメタ認知したり、
探究スキルを高めたりする絶好の機会になると思います。
いよいよ5月21日から東高校の探究学習がスタートしました。
大学生は、思ったように高校生をファシリテートできなかったり、
どうやって高校生と関係性を結べかいいかなど、
新たな問いや課題が生まれていたようです。
大学生とともに、
高校生の「未来にふみ出す学び」をつくるプロセスを
探究していきたいと思います。
【小見 まいこ】