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お知らせ・活動レポート

【活動レポート】白根高等学校探究のオリエンテーション授業

2019年05月22日 更新

白根高等学校では、今年度の1年生より試行となった「総合的な探究の時間」の3年間を見通して先生方とカリキュラムを作成し、まずは今年度1年間の授業をお手伝いさせていただいています。そしてその最初の授業である3月15日(金)、新潟県立白根高等学校1学年のオリエンテーション授業を行いました。(桜がきれいに咲いていました!!)

 白根高等学校1年生の探究では、1年間かけて探究に必要なスキルトレーニングを行っていく流れとなっています。このオリエンテーション授業ではまず、「総合的な探究の時間」とは何なのか。これからの学び方を理解し、探究を進めていくうえで重要なスキルである「話し合いのスキル」を学びました。


まずはオリエンテーション。
今日の授業の目的や、みらいずworksの紹介を行います。


続いてフリップゲーム。
「2022年の予言」ということで、生徒たちが卒業する年、社会ではどんなことが起きているのかということに想いを馳せるような導入ゲームを行いました。


その後、ミニレクチャーということで、「社会の変化と学びの変化」と「探究的な学びのプロセス」についてのレクチャーを行いました。


場所を移動し、いよいよ最初のスキルトレーニング、「ファシリテーション」のスキルを学びます。まずは、導入「24時間以内のGOOD&NEW」。24時間以内にあった良かったことや新たな発見を近くの人とシェアしました。


次にファシリテーションミニレクチャー。
ファシリテーションの大切にしている考え方やスキルを学びました。

そしてファシリテーションの基本練習「3人インタビュー」。
ファシリテーションの基本的なスキルである、聴く・書く・話すということの練習を行いました。

 
ファシリテーション演習を行います。
テーマは、
「これからの社会で必要とされるコミュニケーション力ってどんな力だろう?」
「3年後、みんなはどんな大人になりたい?理想の大人はどんな人?」
「みんなの自分らしさってどんなところ?自分らしくいられるときってどんな時?」
の3つの中から選んで話し合いを始めました。


それぞれ話し合ったことを発表し合い、振り返って終了。

白根高等学校の生徒たちが素直に、自由に話し合っている姿が印象的でした。これからの社会を見据えて、この1年間で探究に必要なスキルを学び、習得して2年生での本格的な「探究」につなげていければと思います。

【河合祥希】