【みらいZOOM20】ティール組織に向けた小さな挑戦
2019年05月15日 更新
お知らせにもアップしましたが、共にみらいずworksを創業した本間莉恵が4月末をもって、
常勤スタッフから、非常勤で理事としての関わりに変わることになりました。
2012年4月にみらいずworksを立ち上げてから、いつも側にいてくれ、共に考え、悩み、奮闘し、喜びを分かち合ってきた相棒が新たな道を歩むという決断をし、
心から応援したい、さらにこの志が広がってほしいという嬉しい気持ちと、やっぱり寂しいな、心細いなという気持ちが入り混じったという思いで、令和元年を迎えました。
皆さんは、どんな気持ちで「令和」を迎えましたでしょうか。
新しい時代の幕開けを感じ、期待感で胸膨らんだ方、一方で複雑性や流動性が増す社会の未来が描けず不安を感じている方もいらっしゃると思います。
みらいずworksは、これから「ティール組織」のエッセンスを取り入れながら、
一人一人がリーダーシップを発揮し、自分の存在目的とみらいずworksの存在目的を連動させる、そして、変化を感知して、それに対応する柔軟な組織にしていきたいと考えています。
ティール組織とは、今次世代型組織として注目されている組織モデルです。みらいずworksでは、みらいずカレッジ2018でティール組織を日本に紹介した、嘉村賢州さんをお招きして、皆さんと学びを深めました。▶︎https://miraisworks.com/3786
ティール組織で3つのブレークスルーとして位置づけられているのが、以下の3つ。
- 自主経営
- 存在目的
- 全体性
みらいずworksメンバーで、「存在目的を問う」1日を設けようと、
みらいずカレッジの受講生でもあり、数年前に授業を一緒に作った仲間でもある、
「人とつながる」の遠藤あきさんと小原賢二さんにファシリテーターをお願いし、お二人のフィールドである柏崎夢の森公園に行ってきました。
ここでは、自分の感覚を研ぎ澄ますと言うことで、森を裸足で歩いたり、
五感を開くようなワークやチームへの信頼感を培うと言うことで、相手に委ねるワークをしました。
そして、自分の存在目的やビジョンを知るために、
森の中でじっと静かに瞑想したりして、自分と向き合う時間があったのち、
自分の存在目的や仲間に知ってほしい願いや想いを聞きあう場面がありました。
涙を流しながら、互いの感情が響き合ったり、深い共感が生まれました。
私は「生きる喜びを育むファシリテーター」と言うかつて考えた人生理念が
むくむくと湧き上がってきて、自分の指針を再度確認する時間に。
最後はみんなで焚き火を囲んで、本間が常勤スタッフを卒業する前に不安なこと、
大事にしたいことを語り合いました。
みんなで本間の新しい出発をお祝いしたり、
これからのみらいずworksの行く道を少しずつ炙りだす機会となりました。
この研修以外にも、「全体性を共有する」ために、
朝礼で時間のあるときにNVCから学んだお祝いと嘆きを共有しています。
お祝いと嘆きとは最近あった嬉しいこと、みんなでお祝いしたいことを共有します。嘆きとは苦しかったこと、悲しかった経験を共有し、痛み、悲しむことを分かち合います。
みんなに知ってもらえた安心感や弱さも本当の自分を表現しても
受け止めてもらえるんだというチームへの信頼感が生まれていきます。
始めてから1週間程度ですが、今まで個人的な苦しみをわざわざ言う必要もないな、
頑張っているところを見せなくては張っていた重たい気持ちがすっと引いていき、
自然体の自分が表れてきたように感じています。
これから、みんなでティール組織について学び、
少しずつ自分たちの理想とする組織・チームを作っていきたいと思います。
<ティール組織について学ぶ機会>
▶︎5月22日 18-20時 主催:人とつながる
★HPに詳細情報あり→http://wens.gr.jp/niigata/
6月のティール体感WS③のプレイベント。リーダーシップやチームビルディング、チーム内コミュニケーションをテーマにした勉強会です。
▶︎6月23日 ティール体感WS③ セルフマネジメント@ゆいぽーと
★HPに詳細情報あり→http://wens.gr.jp/niigata/
①は河合が、②は小見が参加しました!「自主経営」について1日じっくり時間をかけて学び、体感することができる機会になりそうです。
▶︎9月14日 9/14 ティール探求者が一堂に会する大規模カンファレンス
日本初のカンファレンス。参加者各自が自由に描く問いに対して、学び合い、つながることで「次の一歩」を見いだせるような場だそうです。