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【活動レポート】白根コミュニティ・コーディネーター養成講座 LINE講座・振り返り会

2019年03月13日 更新

こんにちは!みらいずworksで短期インターンをしています、新潟大学理学部物理学科4年の小野遥香(おのはるか)です。今回は、白根コミュニティ・コーディネーター養成講座の最終段階であるLINE講座の実践、振り返り会に参加してきました。

 これまでに白根高校の生徒たちが「大通地区のシルバー世代の住民が、自ら困りごとを発信しやすくなるよう、地域住民同士のコミュニケーションを深めたい。そのアイデアを考える。」をミッションに、2018年11月から全12回に渡り地域のことを学び、考え、アイデアを出し合ってきました。その中で、シルバー世代の方たちへのLINE講座を行おうというアイデアが出ました。今回はそのLINE講座の実践、そしてコミュニティ・コーディネーターとしての振り返りです。

前回までの様子はこちら↓
第1回 :https://miraisworks.com/3481
第2回 :https://miraisworks.com/3490
第3回 :https://miraisworks.com/3499
アイデア発表会 :https://miraisworks.com/3833

今回のLINE講座は企画・運営の一部を生徒たちで行い、60代から最高齢は88歳まで、18名の地域の方が参加してくださいました。


まずはこの事業を担当されている白根地区公民館の高森さんより前回までの確認、そしてLINEについてのお話がありました。「LINEを使ったことがある人~?」という問いかけには、5名の方が手を挙げていらっしゃいました。想像よりも多くてびっくりしました!
 


 それから高校生たちの挨拶です。情報共有ができる、スタンプで返信できるなどのLINEの利点を、実際の例を用いてわかりやすく説明していました。

 
 ここからはNTTdocomoさんに進行をバトンタッチします。今回はLINEのインストール方法から登録、友達追加、グループ作成、そしてスタンプや写真の送信までという盛り沢山の内容になっています。高校生たちはシルバー世代の方たちと同じテーブルに入り、一緒に講座を聞いたり、シルバー世代の方たちの質問に答えたりと大忙しでした。

 

 
 質問に丁寧に答える姿勢もさながら、分からないことがあれば「すみません!」と自ら手を挙げてNTTdocomoさんを呼んでいる姿もとても印象的でした。また、高校生たちからはLINEの利点(瞬時に多くの人と情報共有ができる、返信が楽である)を、シルバー世代からはLINEの注意点(グループの退会やいじめ、無視につながるのではないかということ)を同じテーブル内で伝え合い、自発的に意見交換をしているグループもありました。普段の生活であまり関わることのない年代同士、よい学びの場になったようです。


LINE講座が終了すると、振り返り会が始まります。まずは大通コミュニティ協議会鞠子さんからのお話です。鞠子さんは生徒たちにケーキを差し入れてくださいました。

 
ここからはみらいずworks河合が担当します。輪になってケーキを食べながら、今までの活動を振り返ります。高校生たちはこれまでコミュニティ・コーディネーター(CC)として、課題に触れ、その課題を深堀り、情報収集をして、地域の方の声を聴き、解決策を考え、発表し、そして実行しました。河合のほうから「みんなはもうコミュニティ・コーディネーターとしてのステップを踏んできたんだよ」という話があると、生徒たちは「えぇ~!!」と驚いていました。
 各回を振り返りながら、それぞれの回で印象に残っていることや気づきを共有します。たくさんの意見がでましたが、やはり生徒たちの中では寸劇でアイデア実現後の大通地区を表現したことが印象的だったようです。たくさんの生徒たちが「あれは楽しかった」と笑っていました。


 生徒たち1人1人に、自分たちがこれからの地域を担う存在なんだ!と思ってもらえるよう、A4用紙を使ってフリップゲームを行いました。

表:この講座での1番の学び、右隣の人の頑張っていたポイントや良かったところ
裏:コミュニティ・コーディネーター養成講座受講生としてこれから自分ができそうなこと

 この2つを書いてもらい、みんなで共有します。自分の良かったところを周りの人から見つけてもらうことで、それを自分の自信につなげていきます。

  
 講座での1番の学びで出た意見としては、「自分たちが思っているより、シルバー世代が若い人との関わりを求めている」や「教えることの難しさ」などでした。今回の講座を通して、高校生たちがシルバー世代の方たちから頼られている、必要とされていると感じる場面が多かったそうです。私自身も、講座終了後の参加者の方にお話を伺ったところ、「高校生がいたから楽しめた」や、「来るか迷ったけれど、高校生がいるから来たんだよ」とおっしゃってくれた方が多かったです。それをしっかり生徒たちに伝えていかなければ!と思いました。
 

右隣の人の頑張っていたポイントでは、みんな照れながらも、きちんと取り組んでいました。企画・運営を取りまとめてくれた人、寸劇の台本を書いてくれた人、演技がうまい人、参加者とのコミュニケーションを上手く取れる人…その人にはその人にしかできない役割があります。生徒たちにはこれからも、自分の良いところ、得意なことをどんどん知っていってほしいです。

 最後にコミュニティ・コーディネーターとしてこれから自分ができそうなことの発表です。ここでは生徒たちから2つのキーワードが出ました。“学校や地域活動などのボランティア”と“積極的に”です。白根高校最大の特徴はボランティアであると、生徒たちは学校の特徴を認識していました。1人前の立派なコミュニティ・コーディネーターの誕生を目の当たりにしたな、と感じました。
 今回はLINE講座の実践、そして全体の振り返り会でしたが、これからも継続的に高校生たちが地域に参加したいと思えるような環境づくりに努めていきます。
 

【インターン生・小野遥香】