【活動レポート】川東小学校キャリア教育授業
2019年02月28日 更新
こんにちは!みらいずworksで短期インターンをしております、
新潟青陵大学福祉心理学部臨床心理学科2年の池田朱里(いけだあかり)です。
今回、新発田市立川東小学校に伺い、『私の“未来の種”』を見つけようということをテーマにキャリア教育授業を行ってきました。
角野から授業の流れの説明をした後、さっそく「生き方トーク」に入りました。
「生き方トーク」では3つのグループに分かれ、インターン生3名とスタッフ河合の“未来の種”に関する今までの体験やエピソードを紙芝居形式で発表します。
紙芝居を通して他者の生き方を知り、生き方を見つめる視点を得ることで自分の未来を考えるきっかけとなる様、スタッフも試行錯誤しながら制作にあたりました。スタッフが小学生の時に、実際に体験したエピソードなどを話したことで、生徒たちとの距離も近くなったように感じました。
次に「友達から見た私」というワークをしました。このワークはシートに隣の友達の良いところを書き、シートを書いた人から順々に移動をしていきます。その際、その人に合うと思う職業も記入します。最後に一斉に書いてもらった自分のシートを見て隣の人と感想を言い合います。
これは自分の良さや可能性に気づき、肯定的な自己理解や自己有用感を獲得することが目的です。自分では気づかない長所や職業についての知識や理解を深めるとともに、視野を広げられる機会となりました。普段、改まって友達の良いところ言う機会がないため、「そんな風に思っていたんだ!」と、生徒たちも普段気づかない自分の一面に触れ、新たな発見ができ、とても嬉しそうでした。良いところを友達同士で楽しく共有している姿を見て、私も嬉しく思いました。
午前の授業を終え、スタッフも生徒に混ざり一緒に給食を食べました。その後、お昼休みに遊び、掃除をして、私も小学生の頃を思い出し、懐かしく感じました。
午後の授業では「みらいづくりワーク」をしました。
みらいづくりワークとは、自分が興味のあることや、世の中で何とかしたいと思うこと、挑戦してみたいことなどを書き、やりたいこと・できること・求められていることを基に、みらいをつくるキーワードを考えていくものです。最初は具体的な目標が思いつかず、苦戦していた様ですが、真剣に取り組んでいました。それぞれが考えた、みらいをつくるキーワードはグループ内で共有し合いました。さまざまなキーワードが生まれ、自分の未来を考える材料となれば嬉しいです。
今回の授業を通して私は、未来について考えるということは今について考えるということだと感じました。なぜ興味があるのか、なにが出来るのか、具体的に思いつかないという生徒もいました。“将来”というとまだ先のことで想像がつかないため自分がなにをしたいかわからないということもあると思います。まずは“今”を考えることで未来につながる自分を考えていければいいのだと思いました。
また、他者に共感される、認めてもらうといった自己肯定感の育成が大切だと思いました。それは他者を尊重することにもつながっていくと思います。自分の考えを言うのが恥ずかしい、自信がないという気持ちをどのようにしてはらい子供たちが自分らしく生きていけるのか今後も考えていきたいと思います。
【インターン生 池田 朱里】