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【活動レポート】正徳館高校キャリア教育授業

2019年02月14日 更新

1月18日、25日に、正徳館高校2年生を対象に、キャリア教育授業を行いました。
2年生も終わりに差し掛かるこの時期。
卒業後の進路選択にじっくり向き合う時間となりました。

 

第1回目のテーマは「将来につながる自分の経験や想いを掘り起こす」です。
これからの社会や仕事のあり方の変化について、ミニレクチャー。
クイズや動画も交えながら、真剣に、楽しく学びます。

 

 

 

 

 

 

 

みらいずBOOK4号もよんでもらい、新潟の魅力的な企業や仕事にも触れてもらいました。

ここからは、自分自身を掘り下げるワークが続きます。
「友達からみたわたし」では、ペアになり、
お互いのいい所や向いていそうな職業を書いて交換し合います。

 

友達から自分でも意識していなかった良い所を見つけてもらえると、
とても嬉しくなります!

見つけた、良さも活かしながら、
みらいづくりワークで、自分自身を深めます。
「できること」「やりたいこと」「求められること」の視点から、
互いにインタビュ―しあって、みらいのキーワードをあぶりだします。

 

2回目のテーマは「進路選択のための問いに出会う 」
4人の新潟大学、県立大学の学生が来校し、少人数で進めていきます。

 

大学生たちは、今日のために、何度も打ち合わせし、書き直した渾身のかみしばい。
テーマは「私の進路選択」。これまで何度も紙芝居トークを経験してきた、3,4年生の語りは圧巻でした。

高校生は深くうなずいたり、じっと紙芝居をみつめたりと、
自分の葛藤とも重ね合わせながら聞いてくれていた様子。

大学生の他にも、担任の先生と副担任の先生も紙芝居を披露してくださいました!

 

最後は、高校生同士で、いま感じている進路について対話をしました。

「やりたいことがみつからない…」「やりたいことはいくつかあるけど決められない」
「やりたいことは決まってるけど、具体的にどんな職業人になりたい?」
自分のいまの状況を確認しあいながら、悩んでいること、考えていることを、
哲学をするように語り合いました。

その様子は、とてもおだやかで、でも芯があって力強い場でした。

生徒の感想の一部です。
「大学生や先生の話を聞いて、自分の人生に向き合って、しっかり決めたいなと思いました」
「もっとたくさんのことに関心をもちたい」
「胸に刺さる言葉がいっぱいあって、もっと、いま、頑張ろうと思いました」

授業づくりに関わって下さった先生方、大学生、
そして生徒の皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

【本間莉恵】