【活動レポート】内野小学校ファシリテーション授業
2019年02月08日 更新
2月4日に内野小学校6年生128名を対象にファシリテーション授業を行いました。
内野地域では、内野中学校に入学する予定の内野小学校と西内野小学校の生徒には全員小学生段階でファシリテーションのスキル・マインドを学びます。
<参考>2018年12月11日 西内野小学校ファシリテーション授業
https://miraisworks.com/3643
それでは、当日の様子を振り返ります。
まずはオリエンテーション。
今日の流れと目的を共有しました。
続いて導入ワーク。
GOOD&NEWを行います。さかのぼること24時間以内にあった良かったこと・新しい発見を近くの人とシェアしました。
次にミニレクチャー。
ファシリテーションの基本的な考え方とスキルを学びました。
そして、ファシリテーションの基本練習として、3人インタビューを行いました。
練習した、「あいづち」や「深める質問」を使って、インタビューをしあっていました。
休憩をはさんで、いよいよファシリテーション演習です。
テーマは、『何があったから、私たちはここまで仲良くなれたのだろうか?』です。
まず、今の学年の満足度をパーセンテージで書き、その理由を一人ずつ共有します。そして、それぞれの想いや考えを引き出しながらテーマについて深堀をしていきます。
最後に、収束テーマとして、『中学校に行っても意識したい、より良い人間関係をみんなで築くためのポイント3つ』を話し合いました。
いくつかのグループに発表してもらい、振り返りシートを記入して終了です。
今回の授業で、特に小学生に対して話し合いの場を設定する場合に、話し合うためのファーストステップをこちらで設定することの効果を感じました。パーセンテージで満足度を書いてもらい、満足している理由やあとすこし届かなかった要因から話始めることで、話し合いが深まっていったグループがありました。テーマだけを渡されてもなにから話していいかわからないということはよくあることだと思います。今回のように、少ない時間の中で深まる話し合いをするために、話し合いの順序を設定してしてあげることを今後も続けていきたいと思います。
【河合祥希】