【活動レポート】高志中等教育学校4年生〜起業プランコンテスト〜
2019年02月06日 更新
新潟市よりお声がけ頂き、昨年度より「新潟市地域魅力創造事業」に取り組んでいます。
新潟市立高校3校のキャリア教育のお手伝いをしながら、高校生の地域への関心(シビックプライド)や、自身の進路(自己の生き方)、学問(探究)への意識を高めていくことがねらいです。
今年度、高志中等教育学校では4年生を対象に、
「新潟市の地域課題を解決する”ビジネスプラン”を作成し、発表する」学習を行いました。
★概要や前回の授業についてはコチラ↓
2月2日(土)に、半年かけて個人で作成してきた「ビジネスプラン」の発表会を行いました。
1限目に【予選】として、各クラスにてグループ内で個人プレゼンを行いました。
話し合いで【本選】に進む代表者を決め、ゲスト審査員を招いた発表会(本選)を学年全体で行いました。
<ゲスト審査員の皆様>
・新潟市地域・魅力創造部 新潟暮らし奨励課 課長 坂井玲子様
・公益財団法人 新潟市産業振興財団 春川英広 様
・80万人のためのフレンチOV 冨樫一仁 様
・一般社団法人ピースキッチン 横山裕 様
・新潟県信用保証協会 林拓矢 様(ニュービジネス協議会)
計11名の代表生徒は、ビジネスプランの概要、ビジョンやミッション、ビジネスを始めるための具体的な一歩などを、KP(紙芝居プレゼン)にまとめ、2分間でプレゼンします。その後3分間で、審査員や生徒から質問を投げかけました。
レンタル農家、中高生の居場所づくり(シェアスペース)、気軽に食を楽しめる屋台、農家のネット販売の仲介業、花言葉を活かした花を売る工夫…などなど、新潟の「食」「IT」「観光」の課題に注目し、その解決に向けた多彩なビジネスプランが発表されました。
ゲストの審査中、これまでの学びを振り返り、
Q 今後どんな学びが必要だと思ったか?(さらに学びたいこと)
Q 学習を通して新たに気づいた、新潟市の課題とその背景
についてグループディスカッション。
最後に、ゲスト審査員より表彰とコメントをいただきました。
今回、新潟市の課題を掘り下げ、ビジネスプランを作成しました。
難易度の高い内容だったかと思いますが、新たに自分ゴトとして探究したいことが見つかり、次年度以降のそれぞれの豊かな学びに繋がってくれると嬉しいです。
ゲスト審査員の皆様、学びを促す熱いコメントを大変ありがとうございました。
4年生のみなさんも、半年間の探究お疲れ様でした。更なる学びへと繋いでいきましょう!
【角野仁美】