未来にふみ出す学びを 子どもたちへ

お知らせ・活動レポート

【活動レポート】高校生アカデミック・インターンシップ研修

2019年01月04日 更新

新潟県教育委員会主催の「平成30年度 高校生アカデミック・インターンシップ研修」の事後研修を担当致しました。(2018年12月26日 10:00〜16:00実施)

高校生アカデミック・インターンシップとは、
「大学進学希望者の生徒に『大学の向こうにある社会』を意識させ、大学研究室と連携し将来進む可能性のある学問分野に関係した研究活動等を体験し、大学への視野を広げ、学習意欲や進路意識を高め、探究する力・課題解決能力等を身につける」ことを目的とした、大学へのインターンシップ事業。
新潟県内から約80名の高校生が参加しました。

事前研修(7月〜8月)後、夏休み期間中に新潟大学と新潟県立大学の各受け入れ研究室(全23研究室)に2日間インターンシップし、教授やTA(大学院生)からレクチャーやアドバイスを受けながら、それぞれのテーマに沿って探究する方法を学びました。

今回は、夏休みにインターンした学びを振り返り、深め、次に繋げるための事後学習をプログラムデザイン、ファシリテートしました。

*参考:新潟大学ホームページ https://www.niigata-u.ac.jp/news/2018/46947/

当日の様子を、写真で簡単にお伝えします。

↑県内各地の高校生が、新潟県自治会館に集いました。


オリエンテーションの後、まずはアイスブレイクで関係性づくり。

ミンゴー・ミンゴー、共通点さがしゲームを行いました。
高校生はあっという間に打ち解けていきます。

その後、現役大学生3名からのミニプレゼン。
高校時代の自分や、大学での学び、勉強と研究の違い、学問と社会との繋がりなどについて、ワークや実体験を交えながら語ってもらいました。

その後、同じ研究室にインターンシップに行った仲間とグループ対話。

改めて大学インターンシップの学びを振り返り、どんな気づきや発見があったのか、その中で他の高校生にも伝えたい学びは何なのか、抽出していきました。

話し合ったことを元に、今回のインターンシップでの学びを他者へ伝えるためのプレゼンポスターを作成。
グループメンバーで内容を相談し、担当記事を役割分担して、チームで作成していきます。

お昼休憩を挟み、午後からはいよいよプレゼンタイム。
ポスターセッション方式で、同時多発的に3回プレゼンを行いました。
プレゼンを聞いた人は、コメントや質問を投げかけます。

どのポスターにも活発に質問が飛び交い、プレゼンを通して自分たちで学びが深めている様子が伺えました。




創意工夫されたポスターも、発表時の姿勢も素晴らしい!

休憩を挟み、最後にごちゃまぜのグループでディスカッション。
残りの高校生活で、どんな力をどのように身につける?ということについて、考えやアイデアを出し合いました。

大学のその先をイメージし、志のある進路選択をしていくために、高校時代にどんな経験をしていくのか。
学校を越えて高校生同士で対話するからこそ、広がる視野や受ける刺激があるなと感じました。

目の前の高校生たちのパワーをひしひしと感じ、
意欲を伸ばしてあげられる場や関係性、仕組みをつくり続けたいと改めて感じました!
高校生の皆さん、1日大変お疲れ様でした(^^)

【角野仁美】