【活動レポート】地域課題解決型学習プログラム指導者養成研修
2018年12月10日 更新
第5回「地域課題を通した地域づくり」の講師として、栃木県に行ってきました。
日時:平成30年12月5日(水)13:00~14:40
場所:栃木県総合教育センター
対象:地域で活動されている方と市町行政職員の方 約100名
今まで家庭教育支援者向けのプログラム研修だった事業を、
今年度より、親子に限らず、地域にある様々な課題を発見し、それを解決するためのプログラムを考える事業にされたそうです。
地域にはたくさんの課題があり、
家庭教育の切り口だけでなく、様々な方と協働したり、垣根を超えた事業が必要だからですよね。
5月に全国生涯学習センター等研究交流会に講師としてお邪魔した際も、学んで終わりではなく、「地域課題解決」につなげようという意見は、あちこちのグループ対話から聞こえてきたキーワードです。
みらいずworksの事例として、中高生が参画する地域課題解決型のプログラムについて、佐渡市さんと新潟市南区さんの事例を紹介しました。
・佐渡市:地域課題解決型職場体験
企業の課題を解決する
:佐渡市地域課題解決型職場体験 佐渡市×民間企業×市内の中学校
みらいずworksの活動レポート
https://miraisworks.com/2274
https://miraisworks.com/2380
https://miraisworks.com/2405
https://miraisworks.com/2487
https://miraisworks.com/3099
・新潟市南区:
地域の自治組織の課題を解決する
:新潟市南区大通コミュニティ協議会×白根公民館×白根高校
https://miraisworks.com/3481
https://miraisworks.com/3490
https://miraisworks.com/3499
その後は、今後、地域課題解決型プログラムファシリテーターとして、
具体的にこんなことやってみたいテーマごとにグループを結成。
テーマは、多世代の集まる居場所づくりやお父さん改革、じじばば孫育て教室など、
それぞれの切実感に基づいたものになっていました。
具体的にどんなことができそうか、どんな人とつながると良さそうか、
アイデアを膨らませて、実現可能な策を練りました。
振り返りでは、こんな感想がありました。
・地域の課題は、小さな単位でも一つ関わり、重ねていく事で、解決につながる。
・多世代を巻き込んでアイデアを共有していきたい。
・地域ファシリで実践を広げていきたい。
・地域のお節介おばさんになって、地域の交流に役に立ちたい。
地域の課題が複雑化、深刻化している中で、
地域の課題を解決できる人を育てる。
行政に頼らない自治が求められている中で、
大人もそして、子ども達も、
課題を見つけ、解決する力を養っていくことが大切を改めて思います。
今回、5回コースだったそうで、
参加者の皆さんがあちこちで、課題解決型ワークショップが実施され、
輪が少しずつ広がっていくことを願っています。
豊富なプログラムを紹介している栃木県の冊子。
ぜひ参考にしてみてください!
http://www.pref.tochigi.lg.jp/m06/chiikigennkiprogram.html
【小見まいこ】