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お知らせ・活動レポート

【活動レポート】きのと小学校CS推進委員会 ワークショップ

2018年10月22日 更新

昨年度より、何校かの小中学校にて、コミュニティ・スクールの導入に向けた動きをお手伝いさせていただいております。

2018年7月26日(木)、来年度のCS導入に向けて、今年度は4回の熟議を重ねる予定の、胎内市立きのと小学校のCS(コミュニティ・スクール)推進準備委員会【第二回】の運営に関わらせていただたきました。

  

平日の夕方にも関わらず、10名の方が小学校に集まり
地域と学校が共に、どんな子どもたちを育てたいか語り合う場となりました。当日の様子をお伝えします。

 
まずは自己紹介を兼ねて、近くの方と最近のGOODニュースをシェアします。和やかな雰囲気となり、会がスタート!

続いて、ミニレクチャー 。「20年後の社会の変化」と題し、
学校や地域を取り巻く社会の変化を捉えながら、
今の小学校4年生が30歳になった時の社会を想像します。

それらを踏まえ、「未来を生きる”きのと小学校の子どもたち”にどんな風に育って欲しいか」について、ファシリテーショングラフィックを用いながら個々の意見を全体化していきました。

担当教員から学校での重点活動の取り組みについて共有していただいた後に、
グループに分かれ、現状把握を行いました。
「きのと小学校の子どもたちの、いいところ/気になるところ」について、えんたくんを使って意見を出し合います。

その後、「育てたい”きのとの子”の育成のために、やりたいこと・できること」についてもアイデアを出し合いました。

グループでの話し合いの内容を全体で共有した後、ふりかえり。
対話して見えてきたこと、感じたことを伝え合いました。

「みんな同じことを感じていたんだ。力を合わせれば、子どもたちのために出来ることはたくさんあると分かった」「小さなことでも、まず何かはじめてみたい」

など、熟議をすることで次のアクションへの期待感が高まりました。

CSは導入することが目的ではなく、子どもたちを取り巻く大人達が
こうした対話を重ねながら関係性を深めるところに意義があると、改めて感じました。

引き続き、より良い地域の関係性づくりのお手伝いを進めていきたいと思います。

【角野仁美】