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【活動レポート】内野中学校ファシリテーション授業

2018年05月29日 更新

こんにちは!インターン生の横山詩織です。
私は今年の6月よりみらいずworksのインターン生として、活動に関わらせていただく予定となっております。どうぞよろしくお願い致します。

さて、5月23日(水)に内野中学校1年生を対象に70分のお時間をいただき、ファシリテーション授業を行いました。

今回の目的は、
① 3年間の総合的な学習の時間の見通しを持つ。
② 地域文化体験活動、職場訪問にて自らの問いを持って活動するためのスキルを習得する。
③ 自分の学びを自立的に作り出す意欲を育み、探究の考え方を学ぶ。
の3つです。早速、当日の授業の様子をお伝えします。

 


まずは、オリエンテーション。
今日の目的や流れを確認し、内野小学校・西内野小学校の時に学んだファシリテーションのおさらいなどをしました。

 

その後は、アイスブレイクとして、導入ワーク「Good&New」を二人組で行いました。
「Good&New」とは、24時間以内に自分に起こった出来事で、「よかったこと」「新しい発見」について、お互いに発表し合うというものです。
みんな楽しそうに自分の出来事を話していました。
聞く側の生徒もあいづちやうなずきで、自然と話しやすい雰囲気を作っていました。

 


アイスブレイクで場が和んだところで、早速本日の学習のミニレクチャーです。
「地域での探究学習のポイント」と題して、自分の学びは自分で作ることの大切さ、そしてその必要性を生徒に具体例を用いながら伝えました。
「自分の持っている問いに向かっていく」という内容は、レクチャーとしては初の試みでしたが、生徒たちがメモを取って真剣に聞いていた様子が印象的でした。

 


続いて、実際に「問いづくりワーク」を行いました。
4~5人の生活班でグループになり、まずは練習から。
1枚の写真を見てできるだけ、たくさんの問いを出していきます。
この時のポイントは、発言の通りに問いを書き出し、問いについて話し合ったり、評価したり、答えを言ったりはしません。

 



練習が終わったら、本番です。
問いのテーマは「地域と関わりながら、自分の学びを自分でつくる」です。
なかなか難しい問いだったと思いましたが、上手く班の中で分担して意見を出し合っていました。
質問をたくさん出すという経験を通して、「たくさん質問を出してたくさんしゃべっていいんだ」「こうやって学びを作っていくのは楽しいんだ」と実感してもらえるといいなと思いました。

 


ギャラリーウォークで他の班の問いづくりを見てまわる時間や、全体で共有する時間も取ることができ、生徒たちは楽しそうに他の班の問いを眺めていました。

 

最後に振り返りシートを記入します。
授業を終えて、以下のような感想が生徒たちからでてきました。
・思ったことは話してみてもいいんだなと思った。
・自分で見つけて、考えて行動していくということが大事だとわかった。
・答えから探すのではなく、自分が学びたいことを自分でつくってから、答えを探すとより詳しく、興味を持って探すことができるということが分かった。

 

今回の授業は、自分で問いを作り、自らの学びに向かっていくという、難しい内容だったかと思います。
けれどもこれから生きていく上で必要な力を生徒たちに伝え、実践してもらうということで非常に意義のある時間でした。総合学習のはじめに、こういった学びに対する価値観や捉え方といったものを学ぶと、今後3年間の成長や学びが一層豊かになるのではないかと感じました。

そして、私自身も、相手の意見をじっくり聞く、否定せず受け入れる、それぞれの意見を掛け合わせて新しいアイディアや考えを生み出すというファシリテーションの心構えを生徒達と一緒に再確認することができました。そして、初めての学校現場でお手伝いを通し、現場に行ったからこそ分かることがたくさんありました。今日の気づきをそのままにせず、私も自分の問いに向かって自分で学びを作っていきたいと思います。

【インターン生 横山詩織】