【活動レポート】みらいずカレッジ2017:第2講~場づくり編~
2018年04月26日 更新
こんにちは!河合祥希です。
2017年10月29日(日)にみらいずカレッジ第2講~探究の場づくり編~が行われました。探究的な学びをつくる上で大切なファシリテーションのスキル・マインドまた、システム思考・自身のメンタルモデルへの気づきまでをも盛り込んだ濃密な内容となっておりました。
当日の様子をお伝えいたします!
まずはオリエンテーションをし、チェックイン。
自己紹介をしながら今の気持ちを絵や図をつかって表現します。
そして早速、ファシリテーションに入っていきます。
「学ぶことが楽しいと思っていたときの体験は?」をテーマに3人インビューゲームです。
その後、全体で3人インタビューの時間に出たものをもとに内発的に学ぶための要因について、意見を共有しました。
続いて、ピーター・センゲ『学習する組織』やロバート・キーガン『なぜ、人と組織は変われないのか』を参考に、システム思考、メンタルモデルについての講義・コンセンサスや免疫マップなどの演習を行いました。とても深く、難しい内容だったので頭をフル回転させて取り組んでおりました。
そして、それをもとに2つのテーマに分かれて議論しました。
1つは「当事者意識をはぐくみ学び続ける組織とは?」もう1つは「学習者が学び、成長し続ける場とは?」です。どのような点がレバレッジポイントであるのか、免疫機能を乗り越えてさらなる学習を手に入れるにはという視点も含めた深い対話が行われていました。
次にプロトタイピングです。
対話を経て、作りたい場や組織のイメージの手の打ちどころについて手を動かしながら表現するというものです。紙粘土や、石ころ、葉っぱなど、様々なもので楽しく表しました。言葉だけでは伝わらないイメージやニュアンスを形作る面白い体験となったと思います。
最後にチェックアウトで終了となりました。
今回はとても濃密で深い講座となりました。ファシリテーションだけでなく、システム思考や免疫機能などその他様々な考え方を組み合わせながら場をデザインしていきたいと思います。
【河合祥希】
今年もみらいずカレッジ2018を予定しております。
今年は全8講座を予定しており、各地から著名なゲストの方々をお呼びします。
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