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【活動レポート】柏崎市立第二中学校1年生、比角小学校6年生ファシリテーション合同授業

2018年03月26日 更新

皆さんこんにちは。

学生インターンの松井美帆(立命館アジア太平洋大学3回生)です。

今回は3月13日(火)に柏崎市立第二中学校で行われたファシリテーション合同授業の様子をお伝えします。

今回は、中学校1年生、小学校6年生を対象に授業を行いました。

最初の挨拶とスタッフの自己紹介を終えた後、

中学生が中心となって、

全員で「インパルス」という導入ゲームをしました。

インパルスというゲームは

①  チーム全員で輪を作り、手をつなぐ。

②  最初の人を決め、その人の左の人の手をぎゅっと握る。

③  隣の人は右手を握られたらすぐに左手をぎゅっと握る。

④  1周を1番早く回せたチームの勝ち。

というルールです。

小中学生合同の授業だったため、最初は緊張しているようでしたが、

ゲームが進むうちに

自分たちのグループが勝てるように協力し合い、最終的にとても盛り上がりました。

 

その後、ミニレクチャーをし、ファシリテーションがどういうものなのかを学び、

ファシリテーションの基本練習をするために「3人インタビュー」の実践をしました。

3人インタビューでは「聴く」「書く」「話す」の3つの役割に分かれます。

生徒さんたちに3人グループを作ってもらい、

1人が3つの役割全てを体験できるように、ローテーションをしながら実施しました。

聴く人は、話す人に質問し、

出た答えから、どんどん話を深めていきます。

書く人は話す人が言った言葉をワークシートに書き留めていきます。

ワーク終了後、3人で振り返りをしました。

「自分で考えて質問しなくちゃいけない」「書くのが追い付かなかった」「考えちゃうと言葉が出てこなかった」という意見が出てきました。

 

休憩を挟み、今度は中学生2人、小学生2人の4人グループを作ります。

ファシリテーターを1人決め、テーマに沿ってアイディアを出し合いました。

グループでテーマを1つ選び、模造紙に意見を書いていきます。

今回のグループワークのテーマ案は、

①  「3年後、柏崎第二中学校が地域や保護者から感謝され、新潟県内から注目される中学校になりました。どんなことが起こった?」

②  「私たちがこれから大人になるために。知りたいこと、身につけたいことは?」

③  「私たちだから知っている、新潟県外の人にも伝えたい柏崎の魅力、素敵ポイントは?」

同じテーマを選んでいても、考えつかないような意見やユニークなアイディアまで

様々な意見がでていました。

 

最後に、小学生、中学生の代表1人ずつ感想を共有してもらいました!

  • 今日皆で話し合えて良かった!
  • 中学生になったら話し合いの時間が増えると思うので、今日の経験を活かしたい!

と話してくれました。

ファシリテーション授業が終わった後、先生方と振り返りの時間を頂きました。先生方からアドバイスを頂いたり、生徒に対する熱い思いをお聞きしました。先生方の思いをしっかりと受け止め、この先も活かしていきたいです。

【みらいずworksインターン生 松井美帆】