未来にふみ出す学びを 子どもたちへ

お知らせ・活動レポート

【活動レポート】新発田中央高校キャリア教育授業〜第3回〜

2017年12月07日 更新

こんにちは、みらいずworksインターン生の長田萌花です。

12月6日(水)、新発田中央高校にて第3回目のキャリア教育授業を行いました。

・第1回(7月)みらいずトーク~社会人~
・第2回(9月)みらいずトーク~大学生・専門学生~
・第3回(12月)みらいづくりワーク

年間を通じた全3回のキャリア教育授業の最後の授業です。
これまでのまとめや、生徒にとって自分を振りかえられるような表現ワークを行いました。

 

まず、授業の導入として「私のイメージ一問一答」というワークシートを用いて、アイスブレイクを行いました。友達から見た自分のイメージを知ることで、自分を客観視することが狙いです。楽しそうにワークを進めている様子が多くみられました。

その後、実際に授業に移っていきます。

最初のワークでは、高校に入学した当時から自分がどのように変化・成長したのかを振り返りました。今まで行ってきたキャリア教育授業の社会人や大学生による紙芝居トーク、学内の行事等で感じたこと・考えたことを見返し、1年生の自分を見つめ直しました。

自分が思う変化・成長について、ペアでインタビューワークも行いました。具体的にどのような行動や考えが変わったのかを深堀りしました。

続いてのワークは、みらいづくりワークです。

自分の興味や社会への関心を書き出し、自分の未来にとって大切にしたいキーワードを探していきます。部活や趣味、好きなことや興味のあることなど、ワークシートにたくさん書きだしていました。また、社会で問題になっていることに目を向けている生徒が多かったのも印象的です。

また、ペアでワークシートに対してお互いに質問をし合い、自分の考えや関心について深堀りをします。

 

ここからが今日の授業のメインワークです。

みらいづくりワークで見つけたいくつかのキーワードの中から、特に自分が大事にしたいもの・伝えたいものを一つ選んで“マイテーマ”とし、紙芝居にして表現をします。紙芝居の中では、「マイテーマとの出会い」や「エピソード」、「これからマイテーマに関してやってみたいこと」などを伝えました。

どれをマイテーマにするのか、どういう構成で作るのか、絵が苦手だけどどうしようか、各自悩む場面はありましたが、いざ作業を始めてみると、夢中でペンを動かしている生徒も多く、真剣な姿がとても印象的でした。

 

完成した紙芝居はグループ内で発表し、グループのメンバーからメッセージをもらいます。悩みながらも書き上げた紙芝居では、「野球との出会い」「バスケでのエピソード」や「将来の夢」「これからやってみたいこと」など個性あふれるものも多く、生き生きと発表している生徒の様子が見られました。友達の紙芝居にも関心を持ち、にこやかに聞いていて、終始楽しそうな雰囲気がありました。お互いへのメッセージにも温かい言葉を書いていました。

 

全3回の授業を終え、これらのキャリア教育授業が、生徒の皆さんにとって少しでも自分の未来を考えるきっかけになってほしいと思いました。高校生の時から様々なことに対して関心を持ったり触れたりする機会を大切にし、興味のあるものや、やってみたいと思うことを見つけられるといいなと思います。そして、今日の授業のように、自分のことや考えていることを誰かに発信したり伝えたりしていければいいなと思います。

【みらいずworksインターン生 長田萌花】