未来にふみ出す学びを 子どもたちへ

お知らせ・活動レポート

【活動レポート】中高生みらい探究ラボSPiRAL〜第5回〜

2017年12月07日 更新

こんにちは。
SPiRAL運営スタッフの山縣マミ(新潟県立大学3年)です。

11月5日に第5回SPiRALが行われました。
今回は、沼垂テラス商店街の朝市で中高生ショップ‘Sunny Days’を出店しました!

中高生ショップ‘Sunny Days’では、「新潟の隠れた美味しさを伝える」というテーマのもと西区内野の魅力的な“食”を販売しました。

食品チームは、飯塚商店さんがおにぎり用にブレンドしてくださったお米を使ったおにぎり4種類(さけ・イモジェンヌ・スイカのみそ漬け・しその実のみそ漬け)を販売しました。
物販チームは、食品チームのおにぎりに使われているブレンド米「新(あたら)しい潟(かた)ち」と、おにぎりの具にもなっているマルカク醸造さんの「スイカのみそ漬け」、にむらやさんのイモジェンヌを使ったドーナツの「ご縁」、松月堂さんの「華宝」をそれぞれ販売しました。

当日は、出店の準備もあり、朝早くからの活動となりました。

まず、先発隊として、6:00に食品チームのお米担当の高校生2人とスタッフが沼垂テラスに商店街にある大佐渡たむらさんに到着!
2Fをお借りし、飯塚さんに習ったお米の研ぎ方を思い出しながら、米を研ぎます。炊飯器にセットして、炊き上がるまで下ごしらえの準備をしていてくれました。

食品チームが集合すると、
炊き上がったお米で、おにぎりづくりがスタート。

作業を分担しながら、協力して1つひとつ心をこめて握ります!

続いて、物販チームも集合。
外で準備が開始できるまでの間、商品のパッケージやSPiRAlの活動をまとめた展示物の最終確認・作業を行いました。

その後、両チーム力を合わせてテントの設営や装飾を行い、開店を迎えました。

最初は、初めてのことになれない様子の中高生でしたが、商品が売れると勢いをつけ、積極的に呼び込みをしたり、お客さんとも話したりしていました。

食品を扱うテナントが数多く出店している、沼垂テラスの朝市。
お昼時になると客足が減ってしまう時もありました。また、手に取ってもらえる商品にばらつきが出る時も。
そんな中、どうしたらよりお客さんを呼び込めるか、手に取ってもらいやすいかをみんなで話し合って運営していました。
例えば、お客さんにとって馴染みのない商品は試食販売を行ったり、客足が少なかったら沢山の人がいるところへ移動販売しに行ったり。各々が「どうしたら思いが伝わるか」「どうしたら買ってもらえるか」という問いに対して真剣に向き合っていました。

結果、食品チームのおにぎりは目標の300個を超える数を販売し、
物販チームの商品も見事完売となりました。

 

出店を終えて、「自分の持っている長所を発揮することが出来た」「商品を販売することやそのためにお客さんを呼び込むことの大変さを学んだ」「協力することの大切さを改めて学んだ」という感想とともに、中高生は達成感や喜びにあふれる表情をしていました。

この出店の成功は、中高生の感想通り、同じ方向に向かって一致団結した結果だと思います。

 

さて、次回はいよいよSPiRAL最終回です。
この出店を通して中高生が学んだこと、自身が変化したことなど次につなぐための振り返りを行います。

中高生が何を感じ、学んだのか、とても楽しみです。

【SPiRAL大学生運営スタッフ 山縣マミ】