未来にふみ出す学びを 子どもたちへ

お知らせ・活動レポート

【活動レポート】 佐々木中学校キャリア教育授業

2017年10月26日 更新

こんにちは、みらいずworksインターン生の長田萌花です。
9月27日(水)、新発田市立佐々木中学校にてキャリア教育業を行いました。

 

まず授業の導入として「質問づくりの練習」を行いました。
各班に、スタッフが以前撮った写真を一枚ずつ配ります。その写真に対する質問をできるだけたくさん出すというものです。見慣れない風景が写っている写真に、活発に質問を出して楽しんでくれた姿が印象的でした。

 

 

続いて授業の本題に入ります。
今回、佐々木中学校でのキャリア教育授業では、ミッションとして
「中学生の力で佐々木を活性化!プロジェクトを企画し、実行する」を掲げました。
中学生が自分たちで考え、地域をどのように盛り上げていくかを考える内容になっています。

 

 

ミッションを進めていく前に、先ほど行った質問づくりを実践してみます。
ミッションテーマの「中学生の力で佐々木を活性化!プロジェクトを企画し、実行する」について質問づくりを行います。

中学生たちから出された質問として、「どうやって企画を実行していくの?」「活性化ってどういうこと?」「なんのために行うの?」などがあげられました。自分たちで企画をしていくことに、まだイメージがつかず少し不安な様子です。

 

 

質問づくりの後は、実際にどんなプロジェクトを行うか考えます。
付箋と模造紙を使って、アイデアだしを行いました。

まず、①やりたいことは何か、を書きだします。「そばづくり」や「地域の人と交流するイベント」など、地域性のあるものが多く出ました。

 

 

次に②自分たちができること、を書きだします。中学生だからこそできること、また今自分が頑張っていることは何かなどの視点から考えます。「重いものを持てる」「楽器を弾ける」「ダンスができる」など、自分の好きなことや得意なことがたくさんあげられました。

 

 

最後に③地域に求められていること、を書きだします。「町を楽しく明るくする」「地域のことや特産品を知ってほしい」「お年寄りや困っている人を助ける」など、普段の生活から感じている地域に必要なことをあげてくれました。

 

次は、実際にこれらを使ってプロジェクトづくりに移ります。地域のニーズと自分たちのしたいこと・できることを組み合わせ、各班でプロジェクトを考えました。中学生の自由な発想でこれら3つを組み合わせ、たくさんのプロジェクトを考え出すことができました!
「そばのアレンジレシピを考えて広める」「地域の方を呼んでイベントを行う」など、様々な案が出ました。

 

 

今後はさらにこれらを深め、実際のプロジェクトとして中学生が活動していきます。

最初はプロジェクトづくりに対して、イメージするのが難しかったようですが、最後はたくさんのアイデアを出すことができました。グループでの話し合いも活発に行い、楽しく考えている様子が印象的でした。今後実際にプロジェクトを進めいていくうえでも、グループワークや、意見を出すことの楽しさを感じながら取り組んでもらいたいなと思いました。これからどんなプロジェクトに仕上がっていくのか楽しみです。

【みらいずworks インターン生 長田萌花】