【活動レポート】葛塚中学校 ファシリテーション基礎授業
2017年09月21日 更新
みなさんこんにちは。みらいずworksインターン生の江村惇(東北芸術工科大学2年)です。
今回は、9月12日に葛塚中学校で行われたファシリテーション基礎授業の様子をお伝えします!
ファシリテーションとは何かを学びながら先週末に行われた体育祭を振り返り、
“10月にある合唱祭に向けてチーム(クラス)をより良くするためには”というテーマで話し合いました。
まず初めに“ファシリテーションとは何か”についてミニレクチャーをしました。
話し合いにファシリテーションの手法を取り入れる取ことで、具体的にどのような効果があるのか、説明しながらレクチャーを行いました。
次に、ファシリテーションの基本である3つのスキル「聞く」「書く」「話す」を練習するために、「3人インタビュー」というワークで3つの役割を3人1組で分担し、ファシリテーションの考え方を意識しながら、実際の話し合いを行います。それぞれの役割がもつポイントの説明を聴いたあと、ワークを始めていきます。
聞き手は話してが何を伝えたいのか、何を考えているのか、「深める質問カード」を使って引き出していきます。子どもたちは、「というと?」「もう少し詳しく教えて!」など、話を深める相槌や質問の例を見ながら、話し手の話に耳を傾けていました。
この3つの役割のポイントを意識しながら、後半はファシリテーション演習!
「合唱祭に向けて、よりよいチーム(クラス)になるために、もう一歩必要なこと/もっと伸ばしたクラスの良いところ」というテーマについて各グループで話し合いを行いました。
「真剣に楽しみながら練習する」や「まずは班のみんなで協力して話し合う事が大切」などの意見が出て来ました。
最後はそれをクラス全員で共有し、それを元に「自分は具体的に何をするのか」という事を付箋に書き出しました。
合唱祭に向けて、今日決めたことを実行できるチームになっていくのではでしょうか。今日子どもたちが学んだファシリテーションスキルが彼らの学校生活の中で生きてほしいと思います。
「インターン生 江村惇」