【活動レポート】リアル版しごとトーク2017
2017年08月24日 更新
新潟日報社が発行する10代向け新聞「ふむふむJ」とみらいずBOOKのコラボ企画、リアル版しごとトーク2017を8月8日(火)新潟日報メディアシップ日報ホールにて開催しました。
3年目の開催となった今年は、新潟市内外から中高生23名のみなさんが参加。
当日は台風の接近があり、開催できるか心配でしたが無事開催することができました。
13:30。開場となり、緊張な面持ちで中高生の皆さんが会場に来てくれました。まずは受付をして、名札を書いて…


話を聞いてみたいと思うゲストを選びます。

13:30、いよいよスタート!
まずはオリエンテーションから。新潟日報さんからのご挨拶、みらいずworksのこと、今日のイベントの趣旨などを聞きました。


そしていよいよ、ゲストの入場。みんなで拍手でお迎えしました。

ゲストの方から順番にご挨拶。ご自分のお仕事を紹介し、1人ずつキャッチフレーズを発表。
その後は、みんなでアイスブレイクの交流ゲームを行いました。
本気じゃんけん、そして隣の人の指をキャッチ!
この体験で、何か一つでもキャッチできるかな?




緊張もほぐれたところで、いよいよ各ブースでしごとミニ体験&しごとトークです。
どのブースもそれぞれのお仕事の雰囲気が伝わる楽しいブースでした。
福田組の数間さんのブースでは最新の測量機械を使って測量を体験。
測量機械が動いて、測定位置までの距離や角度を測りました。

グローカルマーケティングの平山さんのブースではハンバーガーのポジショニングマップ作成しました。
身近なハンバーガーの特徴や売りを分析してみて、売れる仕組みとはどういうことなのかを考えました。

バウハウスの小川さんのブースでは高度な清掃作業に不可欠な完璧な手洗いに挑戦。
ブラックライトに反応する薬剤をつけてから手洗いし、洗い残しかがないかを確認しました。

ネイルサロンアヴィの兼平さんのブースではネイリストのお仕事の基本である爪磨きと接客を体験。
手を動かしながらも、お客さんの気持ちに寄り添うトークは難しく、兼平さんの接客にみんな驚いていました。

ウチノ食堂の野呂さんのブースでは、お店で出す予定の果物のシロップと米麹を使った特製ドリンクづくり。
自分たちで分量を調整し、どんな人に飲んでもらいたいかを考え、自分のドリンクに名前をつけました。

最後は、ゲストのみなさんも加わって一緒にグループトークをしました。
将来に向けて、中学生、高校生のうちからできることってなんだろう?
働く上でのやりがい・大事ににしたい事ってなんだろう?
こんな大人になりたい、あこがれの大人像って?




自分たちで選んだテーマで、えんたくんを使ってみんなで話合いを行ったあとは、気付いたことをグループ同士でプレゼンしました。


まだ仕事をするということが具体的にイメージできない中学生の皆さんにとって、仕事ミニ体験やリアルな仕事の話は刺激になったと思いますし、将来の仕事を具体的に考えはじめている高校生の皆さんにとっても、普段話を聞く機会のない業界についても知ることが出来たのではないでしょうか。

これからの社会で、仕事を選ぶ
今回のゲストからのお話の中には、
「最初に選んだ仕事ではやりがいが得られず、自分が本当にやりたいものに気づくきっかけとなった」
「進学をしたものの、やりたいことが見つからず、続けていた仕事に誇りを持てるようになった」
など、やりがいをもってイキイキと働く仕事と出会うまでの道のりのお話がありました。

これからどんな風に社会は変わっていくか予測はつきませんが、「やりたい仕事を見つけ、その仕事に就くことができて、ずっと続ける人」というは、恐らくほとんどいなくなるではないかと思います。ゲストのように、仕事を変えていくなかで行き着く人も当たり前になります。
これまでの常識は通用しなくなるでしょうし、最近では新しくできる仕事やAIに取って代わられ無くなる仕事の話も言われるようになりました。
そんな時代を生きていく中高生の皆さんだからこそ、ゲストの方々との交流で得られた働く価値観や自分らしい仕事の見つけ方を、自分たちの進路選択の参考として活かしてもらえたら嬉しいです。
”どんな仕事を選べばいいか、その答えは自分次第。どんな経験も無駄ではなく、自分の答えを見つける助けになる”
中高生とゲストの皆さんの交流で、そんなことを改めて感じた一日でした。
参加してくれた中高生の皆さん、ゲストの皆様、本当にありがとうございました。
【山本一輝】