【活動レポート】地域連携コーディネーター養成スクール
2017年08月01日 更新
7月5日と6日に、地域連携コーディネーター養成スクールの第2講を、みらいずworks代表の小見を講師として開催しました。
その1日目の様子についてお知らせします!
今回のテーマはコーディネーターとしての基礎的スキルの習得です。
「ファシリテーション力の向上」という題目のもと、現在学校支援活動や教育ボランティアを行っていて、今後地域コーディネーターとして活動したい方、また既に活動している方を対象に行いました。
様々な分野の方々が参加してくださり、
会場内は皆さんのやる気でかなりの熱気です!
まずはペアを作りチェックインを行いました。
話しやすい雰囲気づくりのためにも、チェックインは重要ですね。
参加者の皆さんにもそれを体験してもらえました。
初めに、「ファシリテーションって何?」という基礎から学んでいきました。
ファシリテーションとは、話し合い活動を楽しく、面白くする考え方とスキルのことです。
みんながこれを学ぶことで、より実りのある話し合いができます。
では実際に何から始めればよいのか。
それは《聴く・書く・話す》のスキルです。
ペアでのインタビューワークを通じて実際に参加者の皆さんにも行ってもらいました。
テーマは「これからの子どもたちに必要だと思う学びは?」
お互いにテーマについて聞きあい、
相手の考えを引き出す練習をしました。
そして、いよいよファシリテーション演習としてのグループワークです。
テーマは「社会に開かれた学びをつくるために、今話したいことは?」
ワークの流れは、
①まず、個人が考える「今話したいこと」を紙に書きだします。
②紙を持ちながら会場内を自由に動き、“この人と話し合ってみたい”と思う人を見つけ、4~6人のグループを作ります。
③グループのテーマを改めて決定し、話し合いを進めていきます。
グループ内で、ファシリテーターとライターを決め、みんなで意見を出し合いました。
どのグループも活発な話し合いをしていました!
時間の都合上、それぞれのグループでまとまった考えを発表することはできませんでしたが、各グループのまとまった意見を貼り出し、共有しました。
実際の話し合いを通じてファシリテーションの大切さや活用の仕方などを学ぶことができたと思います。
また、それぞれ教育現場の第一線で活躍されている皆さんが同じテーマでグループワークを行うことで、話し合いの中でも新たな発見があったのではないでしょうか。
最後に、実際にファシリテーションが使われている事例の紹介とまとめを行いました。
なんのための話し合いであるか、対象は誰であるか、主役は参加者、など実践していくうえで大切なことを確認しました。
より充実した学びのためにも、これからも教育現場の第一線でファシリテーションが広まっていくといいですね。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
【インターン生 長田萌花】