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お知らせ・活動レポート

【活動レポート】内野中学校1年生 ファシリテーション授業

2017年06月02日 更新

5月26日、新潟市立内野中学校で1年生向けにファシリテーション授業を行いました。

今回、ただファシリテーションのスキルや考え方を学ぶのではなく、
お互いに意見を聴き合ったり、意見を繋げていくことの楽しさ、面白さを肌で実感してもらい、
「なぜ今、ファシリテーションを学ぶ必要があるのか?」という部分でも、
それぞれに腹落ち感があるように、プログラムをつくりました。

導入ゲームやミニレクチャーの後に
まずは、3人インタビューゲームで「聴く・書く・話す」を練習。
『もっと詳しく教えて!』『それって、どういうこと?』など、楽しげに深める質問が飛び交います。

その後、「メンバーシップ」を大切にしながら、
ファシリテーター役を中心に、自分たちが選んだ問いを囲んでグループトークを行いました。


今回は、大学生スタッフもサポートしてくれました!

ギャラリーウォークで他の班の意見を共有。
同じテーマを選んだ班の模造紙を見ても、全然違う意見が出ていて面白かったですね。


そして、チェックシートの項目を元に、
今日のグループワークのファシリテーションを振り返ります。
「みんなが発言できるように、気を配れたかな」
「場に出てきた意見や発想を深める質問ができたかな」
「異なる意見、新しい意見も受け入れられたかな」…etc

「深める質問をすると、話がつながって、いろんな意見が聞けて面白かった!」
「普段話しをしたことがない子とも話ができて、嬉しかった」
「自分の意見を受け入れてもらえるから、安心して話ができた」等の感想がありました。


今回の授業で体感した、人とコミュニケーションをとることの面白さ、
そして、ファシリテーションの奥深さ、面白さを、
これからも学校や地域での活動で大切にしていきたいですね。

先輩ファシリテーターの中学2、3年生とも関わりながら、
これからもファシリテーションを学び深めてもらいたいです。

【角野仁美】