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【活動レポート】内野中学校1年生キャリア教育授業

2018年01月29日 更新

こんにちは!学生スタッフの河合祥希です。
天気の悪い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、1月17日(水)に内野中学校1年生を対象に2コマのお時間をいただき、キャリア教育授業を行いました。
今回の目的は職場訪問(2月実施)に向けた「地域で働く」ということにまつわるインプットと問いづくりです。授業の様子をお伝えいたします。

まずはオリエンテーション。
今日のねらいやながれを確認し、ゲストの紹介を軽く行いました。

その後、アイスブレイクとしてフリップゲームをしました。
「働くイメージは?」というテーマでそれぞれA4用紙に大きく書き、一斉に用紙を掲げるというものです。掲げながら近くの人とそれを書いた理由や働くことについての疑問について話し合う時間もとりました。生徒からは「きつそう」「お金」「大変だけどやりがいがある」などといった意見が出ていました。

そして早速ゲストトーク。地元の内野町で働くゲストからお話を聞きました。

まずは、ゲストの自己紹介。
その後ウチノ食堂の店主、野呂巧さんから「関係性で仕事をつくる」ということをテーマに講演があり、続いてゲスト3名によるパネルディスカッションという流れで行いました。
野呂さんの講演では、提供している定食の食材を例に、地域の人たちとの関係性の中で仕事をされているということをわかりやすく説明してくださいました。

パネルディスカッションでは、「自分にとって仕事とは」「仕事を通して何を得ている・何が生まれているか」「仕事に関する問い」といったテーマで話し合いました。
私もゲストとして参加させていただきましたが、自分にとっても1人ひとりの仕事に対する考え方が交わり考えが深まる良い時間となったと感じています。

生徒も、地元に根付いたゲストということもあり釘付けになって話を聞いていました。

その後、感想記入・ゲストへの質問タイムをとり、休憩に入りました。
質問では、「ものすごく態度の悪いお客さんがきたらどう対応しますか」といったような具体的な場面から仕事に対する考えを引き出そうとした生徒が多かったように感じます。

2時間目は生活班に分かれて「働く」をテーマに質問づくりワークを行いました。
ここでは生徒自身が身近な大人を想像したり、ゲストの話を聞いたりして浮かんできた問いをひたすら出していきます。予想していたよりも活発に活動していて、生徒たちは素直に楽しそうにたくさんの「働く」に対する問いを生み出していました。
特に、「そもそもお金って何?」「まちを元気にするってどういうこと?」といった、“そもそも”を問う班がいくつかありました。ぜひ、職場体験や職場訪問で出会った大人との会話などを通じて、その深い問いに向き合ってもらいたいなと感じました。

質問出しが終わると、グループで大切にしたい問いを3つに絞ります。
その後、ギャラリーウォークで他の班の模造紙を自由に見てまわりました。
さまざまな問いに触れ、生徒たちは「働く」って本当になんだろう?という今後につながる良いモヤモヤ感が生まれているようでした。

そして、最後にゲストからメッセージを一言ずつもらい授業は終了となりました。

授業を終えて、生徒たちの感想

・「宿題は今だけだけど、大人になったら自分で宿題(問い)を考えなければいけない。」ということが印象に残った。

・お金も自分のやりたいこともどっちも両立してみせるぞー!

・知りたいと思うことは自分で調べにいくことが大切なんだと感じました。

・人とのかかわりが大切だなと改めて感じることができた。いろいろな人と話していきたい!

・内野はとてもいい街だなと思いました。あと数年したら自分も働かなければならないのでもう一度自分自身に“仕事とは?”と考えたいと思いました。

・仕事は「大変」というイメージだったけど、それだけでなく温かさ、人とのつながり、やりがい、自信など、いいこともたくさん得ることができる楽しいものなのだと感じました。

 

 

今回の授業は、今後控えている職場体験・職場訪問を通して、初めて生の「仕事」に触れる前の「そもそも働くとは?」という部分を問う良い機会になったと思います。

生徒たちはゲストさんたちの現在の仕事までの道のり、仕事への想い、大切にしたい生き方など多くの新しく深いものに触れ、問いを考えたはずです。もしかしたら、頭がパンクしそうになっている子もいたかもしれません。ゲストの言った全部のことを吸収することができなくても、「働くとはなにか?」というそもそもの部分を考えるきっかけになってくれたらいいなと思っています。

私自身も、進路を考えている身として「働く」ということに向き合えたいい機会でした。
私も内野中学校のみなさんとともに、「働き方」や「生き方」について問い続けていきたいと思っています。

【学生スタッフ 河合祥希】